前回、私がビールをこっそり許容量以上持ち込んで、危うくバレかけて、機転を利かせて&チャーミングな笑顔で担当のシンガポール人を虜にしてうま〜く切り抜けた話をしたが。。。
(←え、その言い方色々おかしいって?笑 まあ気にするなw)
今回はガチで、法律に触れて裁判・牢屋・罪・解雇になったケースを書いてみる。
ちなみに、これらは会社の醜聞ではあるが、新聞にもなってるし、口外するなとも言われてないし、シンガポール人の中では有名な話なので。
それを今回わたいがネタとして、日本語で記事にしまする!!
そして、今回ご紹介する記事は、初期トレーニングや、リカレントの[Aviation Secirity]っていう項目で、ネタとして教官がよく話している話でもある。。。
(※Aviation Secirityは、いわゆるハイジャックに関することとか、ボーディングの際の変な客の見分け方とか、爆弾予告にどう対応するかなどの、航空業界・クルーとして勤務する上でのセキュリティーを学ぶ項目のこと。詳しくは別記事で。)
補足情報:Transit AreaとクルーのDutyについて
と結構、シンガポール人も上層部はバカではないので、きちんと規則を設定しているわけですね。
世界に誇るチャンギ空港と、シンガポール航空がきちんと機能する様に。(SQとチャンギ空港を除くと、他逆に何もないシンガポール)
OFF Dutyの日にわざわざ制服でTransit Areaに免税品を買いに行くその心・・・
元の記事はこちら。
元SQクルーである、ジャンシア・ハオ(中国人)さん(名前まで出ちゃってるw)25歳が、非業務中にTransit Areaに入ったことにより、告発されている。
ハオさんは、8時15分にT3の出国ゲートエリア(トランジットエリア)にSQの制服を着て、クルーパス(社員証)を持って入った。
その後、695ドル相当の化粧品を買って、制服から普通の服に着替えて、再度セキュリティーをゲートを超えて、シンガポールに戻ろうとした。
しかし、その時、移民局のオフィスの人に捕まって事情徴収を受け、その後業務でこのエリアに入ったことや、公式の仕事があったわけでないことを告白した。
この時の罰金が1000SGD相当だった。
この時は、まだすでに彼女はSQのメンバーだったが、その後すぐに辞職した。(本当に辞職かいな?解雇じゃね?)
裁判で、彼女は自分がしたことが違法だったことなんて知らなかったと言っていた。
個人的な見解
これは、たかが免税品目的にしては、大きい代償だった。新聞に名前が出てる時点で、次にシンガポールで就職先探すのは難しいのかも。
社内でも、いい加減CAという職業とシンガポール人は噂好きなので、さぞかし噂になってたんだろうね。
トレーニングで、ここには入れないということを、きちんと学んでください笑
ポップコーンを買ってきてくれたら、運賃安くするよ?
これ記事を見つけられなかった。
でもいろんなスクートクルーが言ってて&かつリカレントトレーニングの時に、「こういう事件があったよ、みんな気をつけてね!」てネタにされているらしいので事実判定。
とあるスクートの女の子が、勤務を終わってGrabで自宅に帰ろうとして、ドライバーを呼んだ。(Grabは東南アジアのUberみたいなもん、配車アプリ)
超余談だが、東南アジアではもともとUberとGrabが競合していたので、クルーは深夜便などの後に、どっちの方が値段安いかをみて、安い方を使っていた。しかし、数年前にGrabがUberの東南アジアシェアを買収して、独占状態に。そのあと、Gojekというまた別のアプリができたので、また寡占に戻った。ただの雑学w
で、普通に帰ればいいものを、このドライバー何を思ったのか、
「君、クルーだよね。じゃあさ、Transit Area パスがあれば入れるんでしょ?最近Transit AreaにできたGarretっていうポップコーン食べたいんだよね。買ってきてくれたら、グラブ代金5ドル安くするから、今から逆走して買ってきてくれない?」
ちなみに、これ(画像下)。私も好きだった。バター味とチーズ味がクセになる笑
日本でも原宿などに支店があるが、確か当時はシンガポールではそのTransit Areaしかなかった気がする。。。
まあ要するにレアなポップコーン食べてみたかったんやな!で、自分は実際に飛行機使わないとそのエリアには行けないから、クルーにお願いしたというわけ!!
その子の驚愕の行動・・・
で、そのこ超おばかちゃんだったらしく、たかが5ドル(三百六十円くらい?)のために、まじで逆走して買って来てあげようとしたそうな。
(上記のルールを知らなかったのかな?にしてもこれは一般常識だし、いかにスクートクルーが元から学がない&おばか&訓練に金かけていないとはいえ、ちゃんと会社が教えるべき)
が、ポップコーンを買って、またTransit Areaの出口を出ようとすると、その機械が反応して、係員に捕まっちゃった!!!!!
理由は、短期間で出入りを繰り返した場合、それは怪しい行動としてアラートが鳴るように設定されてるんだって。
で、当然捕まって事情徴収。
結果は・・・
会社の解雇(Termination)と罰金(1000SGDくらいだった気がするなぁ)となりました。で、そのニュースがスクート中に知れ渡るw
たかが5ドルの割引には、罰金とかつ職を失うという痛い代償だった。
が、何回も言うが、このドライバーもこんなしょうもないことを(食べたい気持ちはわかるけどw)クルーに頼むのもアホだし、
それをたかが5ドルのために、いや何ドル積まれても犯罪だし、それをやっちゃうのもアホだよね・・・。
Duty中に、ただの金の密輸っす。
元の記事はこちら。
https://liveandletsfly.com/singapore-airlines-gold-smuggling/
SQの男性クルーが、自分がオペレートするフライトで、金1キロ相当をニューデリーに申請なしで密輸入しようとしたことがバレて、逮捕された。
制服の下に、金のネックレスとブレスレットを隠していたらしい。
この金を、いわゆるエージェント(ディーラー?)に五つ星ホテルで待ち合わせて渡すつもりだった。その謝礼金(手数料?)に、500SGD(4万円くらい)をもらう予定だったことを告白。
ちなみに、どうしてバレたのか定かではないが、発覚した当時、豆を撒き散らした(?)らしい。(これよくわからん、でも記事に書いてある笑)
SQクルーは5000SGD(約40万円)くらいお給料毎月もらっていて、しかもシンガポール人は実家に住んでいるから、それ丸々手取り。
というめちゃ美味しい条件にも関わらず、ばれるリスクを冒してまでたかが500ドルのために運搬屋をしたことが、あほすぎる。。。。
どう考えても、毎月の5000ドルと、SQのクルーであると言うステータスと、世界中に飛べる素敵なロースターの方が大事じゃないか?笑
制服の下につけてるから、絶対にバレないと思ってたのかな?
まとめ
シンガポール人は、SQとかスクートとかFSCとかLCCとか関係なしに、やぱり頭が悪い人が一定数いる模様!!(一部中国人だがw)
会社の恥だよね。。。
こんなアホなやつらに、巻き込まれて被害を被らないように、日本人の皆さんは気をつけてください!
このストーリーを聞いても、あなたはまだSQ,スクートに行きたいですか?笑 まだこんなアホなやつらと、一緒に働きたいですか?笑
もう一度、じっくり考え直してください。まあ考えるのは、実際に内定取れてからでいいですが。笑