当ブログで初めてEKのことを取り上げます!
※この記事は、主に世界でのEK試験、日本でのイニシャルスクリーニングの概要とその位置付け、合格のチップなどを説明しています。実際の日本試験の内容のレポートは、別記事(以下)からどうぞ。
EKもSQちゃん並んでCA受験生の中では、大人気企業。EKが第一志望の子も多い。
なんたって、
日本人でも世界150都市にフライトできる、自由な社風、無料の寮の提供、中東で最大に発展している&割と自由なドバイに住める、航空業界における最強のブランド力、赤い帽子と白のベールが印象的な可愛い制服、手取りそのままなお給料・・・
めっちゃ魅力的やん!!!!!!笑
ここにいかずして、どこが第一志望?ってくらいの人気、でももちろん世界的に倍率は厳しいにょ。。。
受かる確率は聞くところによると、全受験生の1%~3%くらいだそう(汗)
実はEK、私は学生時代から10回以上受けており、初めてのエアライン試験&初めての海外受験の思い出・・・(苦笑)
私の場合は、海外滞在が長かったので、日本で受けずにほとんど海外試験だが、実は一回だけ、日本での試験に参加したことがあります(笑)2018年11月。
その時はもうフライトあったので、そのフライトを5回くらいスワップして無理くりオフを作って日本に帰って受けにいってたよ・・・笑
前職では当たり&人気フライトと言われる、日本経由アメリカ線をGIve upしてまで行ったよ・・・(泣)
EKは、今はコロナちゃんで、社員の首を切っているくらいだから、しばらく採用はないと思うが、(正直申し上げて、個人的には1、2年はないだろうと予測している・・・)
今度コロナの後に、EKに行きたい&EKの面接情報を集めたいという方に、少しでもお役に立てればと思い、この記事を書くことにした。
では、見てみましょう!!
そもそもEKのCA採用方法とは?
EKという会社は、(というより中東の会社は)、自社の基準にさえ足していれば、世界中の国籍を採用している超グローバルな会社。
通常通年で世界中で試験を開催していて、
しかも一定の国(多分語学とかのスピーカー要因でどうしても特定の国籍が欲しい)を除いて、基本的にはどの国籍がどの国の試験に参加可能になっている!!
これは素晴らしい!ぜひSQちゃんにも見習って欲しい!!(SQは基本日本人は日本で募集が出た時にしか受けれないのでw)あそこの会社は、政府の方針の関係で、日本人(外国人)の採用に上限がる&日本人面接官の日本語チェックが必須なので、日本人がいろんなとこに来られても困るんだろうね。。。(汗)
つまり、自分の国に来るのをのんびり待ってもいいし、
来ないなら、多少のコストはかかるが、自分から他の国に受けに行っちゃえる→採用の機会は非常に多い&自由&自分のスケジュールにある程度合わせられる
のが魅力!
実際に、海外のODを行脚、あるいは違う国で何回も受けて、見事に通って飛んでいる人もいっぱいいます!
日本では、ODの面接制度はあまり聞かないからね。日本人には、ちょっとイメージしずらいところはあるかもね。
(海外のODとAD(アセスメントデー)については、今度別記事で詳しく書きたいと思う。一応下の段落に補足説明を書いたが、とりあえず、わかんなくても今回はそんなのあるんだ、的にスルーしてください。この記事の本質ではないので。)
もちろん、日本人も世界各国で受けれちゃいます!
ただし、注意しなきゃいけないのが、EK、EYは一回試験に参加すると、落ちても、6ヶ月は待たなきゃいけないっていうルールがあるよ。こっそりアカウントを違うの作って、数ヶ月とかで受けに行っている人もいるけど、まあ自己責任で。最終面接まで行くと、自分のファイルがHQに送られるから、絶対にやめたほうがいい&待ったほうがいいとは思うけど。それまでに落ちた人のリストを、どこまで会社が管理しているかは不明。リスクはある。
CA受験も、ある意味相性だからね。同じ会社でも何回も受けて、自分のことを気に入ってくれる面接官に巡り会えた時に、チャンスを逃さずにつかめるかが、ある意味勝敗の分かれ目だったりする。。。
補足:ODとADってなに?
詳しくは別記事を書く予定だが、この説明がないとこの記事の全体像が把握しにくいと思う人もいると思うので、ここでも一応簡単に説明しておきます。
OD=Open Day :オープンデー
いわゆるウォークインインタビュー。事前の書類提出なしで、その場で面接官に履歴書を渡し、キャラと面接、外見で試験をする方法。通常、これが一次面接のようなもので、ここで気に入られれば、次のステップであるADに進める。
AD=Assessment Day: アセスメントデー
いわゆる、ODにきた受験者の中で、試験官が軽く面接して(別記事に記載)、ちょっと興味を持った子を残しておき、その子達に課するいわゆる二次試験、三次試験、最終面接までの一連の流れ。通常の場合、他己紹介、グループワーク、ディスカッション等。ODと同じ日の時もあれば、別の日の時もある。
じゃあ、日本試験のイニシャルスクリーニングって何?
日本試験(コロナ前)は、その数少ない日本人でしか受けられない、外国人に制限がある試験の国の一つ。
日本というマーケットはやはり特殊なので、日本語が話せて日本の文化に対応できる日本人のCAが一定数は欲しい模様。
そして、通常はリクルーターと呼ばれる面接官が各国に派遣されて、そこでEKの試験官が一次試験から試験をするのだが、
日本は特殊で、書類選考代行&一次面接代行をEKから委託されているのが、「エアリッジ」という大阪のエアラインスクール。
そのスクールが、EKの代わりに、一次試験をして、2次試験に選出する人材を選んでいる。
二次試験からは海外のADと同じで、EKのリクルーターがきて試験をするという方法を取っている模様。
つまり、日本でEK試験を受けようとすると、このエアリッジの試験官に気に入られてまず書類、一次試験をパスする必要がある。
ここをクリアできなければ、永遠に次には進めないという構造w(今までは)。
この一次試験を、「イニシャルスクリーニング」と呼ぶ。まあいわゆる、海外試験でいうODからADへの人材の選出を、代行しているという感じ。
※日本だと、このイニシャルととADは確実に別日です。2週間後とか。
私の実際の面接質問を全て公開(英語)
以下、実際に私が体験した面接当日の流れ、聞かれた&会話した内容になります。知人のレポートを書いたのが残っていたので、編集して公開。
個人情報がかなり含まれているので、細かいところは割愛させて頂く。でも大体こんな感じ。
長くなるので、別記事にします。すいません(汗)
その時の結果は!?
結果は、数日以内とかに来ていた。
私は、落ちてた笑
お祈りメールをいただくw
私にしては珍しく、コミュ障を発揮せず、質問には基本的にちゃんと答えた。他の日本人比で、海外経験豊富、海外大卒、英語も一応ある程度喋れる、TOEIC 900点以上にも関わらずw しかもCA経験者の肩書きw
グルーミングも、一応スクールの先生がアドバイスしてくれた通りにしていった。笑顔も絶やさないように意識した。
(まあ試験なんて、経歴なんて関係ないし、当日のキャラや相性、面接内容が大事なので、往往にしてこんなものだが・・・)
そもそもイニシャルスクリーニングで受かる人材とは?
でもちょっと、この試験だけは納得いかなくて・・・笑
わいもめっちゃ疑問やったんやて!!
大してして大きな失敗をしていないにも関わらず、なんで落ちた?そして、私より英語ができない、海外経験ない子が普通に受かってADに呼ばれている・・・?
ここで、ADに過去に何回も呼ばれている子にアドバイスをもらった。曰く、
エアリッジにも好みのタイプ&嫌いなタイプがあるらしい・・・w
※あくまで一意見&分析です。
好きなタイプ
- 日本人的な子が好き
- 礼儀正しく、普通の、控えめな一般的な日本人。
- 無難な子
嫌いなタイプ
- 海外かぶれ・外国人すぎる子・帰国子女ぽすぎる子
- 変な子
- 気が強すぎる子はNG。
- 悪目立ちする子
あこれ、まんまりんごたんやんw そういえば、スクールの先生も、エアリッジと相性悪いかもね。とは受ける前に言われていたw
英語力は、この上記の簡単な質問に答えられる程度だとOK。そこまで上手じゃない子もここまではパスしている。とのこと。
ただ、もちろんADあるいはFI(最終面接)で英語力がある程度ない子は、はねられる。
そういえば、試験官も、日本に数十年とか住んでいる外人のおっちゃんばかり。
普通の外人には、日本人は日本人としているだけで、日本人らしさ(従順さや謙虚さ)として映るが、
このおっちゃん達は普通の外人よりも、日本人らしさについて知っている。し、日本人同士で比べて、日本人的な子が好きらしい。(汗)
他、確かに、もう私が落ちる要素しかない(笑)
そもそも論として、エミレーツじゃない団体にエミレーツの試験に行かせるかどうか判断されることが、ちょいと疑問ではあるが。。。笑 しかもそれで落とされるしw
その後のインシャルに応募してみるが・・・?
今まで、何回書類を出しても受かっていたのが、何回書類を出しても通らなくなる。
(書類は何回も出してたのだが、仕事の関係で行けなかったことが多かったので辞退していた)
写真を変えても、通らないw 履歴書の内容を変えても、通らない。w
多分「嫌いな子ブラックリスト」的なのがあって、それにに載っちゃったらしい!?(推測です。でも、個人的にはありえそうだと思っている)
まあ、そうだとすると、エアリッジはこういうことをする会社だということで。結構私はこのことがあってから、あまり好きになれない。。。
会社的には、嫌いな子はリスト化しておいて、書類すら通さなくした方が効率はいいのかね・・・。
でも私は、海外試験ではODパスって、ADに普通に何回もいってたし。
ここでエアリッジの視点で嫌われたから、日本試験ADには行けないというのは、ちょいと腹たつなぁ。。。
まあ私がシステムを変えることはできないので、しょうがないんだけどね。
イニシャルスクリーニングでどうしても受からない Or 呼ばれない?→海外ODに行っちゃいましょう!
今度別記事で詳しく解説します!が、簡単に説明。
国を選ぶポイント
- 英語が母国語・得意でない国(どうしても比べられるw)
- よって、選べるなら避けるべき国:英語圏内、ドイツ、等。
- 大都市ではなく、マイナーな小都市(例:プラハ、ザグレブ、スロバキア、スロベニア。などの東欧とか結構おすすめ)→競う相対人数が少ないから
- 英語圏やドイツ語圏でどうしても選ぶとすれば、カーディフ、ニューキャッスル、コローンなどの日本人が知らないような小都市。
海外ODのメリット
- 場所によっては1日で最終の前まで終わる
- 比べられるのが、外国人→日本人らしさで戦える
- 日本のイニシャルで受からなかった、呼ばれなくてもEKのリクルーターに判断してもらえる
- 外国人は日本人と比べてグルーミングが適当w
- 日本人、またはアジア人が少ないと目立てる
海外ODのデメリット
- お金と時間がかかる
- 日本人に比べて外国人の方がプレゼン能力、英語力(場所によるが)、外交さは高い→それと一緒に戦わなくてはいけないw
- 外国人の方がおしゃべり→ディスカションなどでは意見をバンバンいうので、気が弱いorタイミングを逃すと参加するのが難しくなる
- 受からなかったら、お金と時間の無駄でしかない(まあギャンブルとも言える)
じゃあ海外ODと日本試験どっちがオススメ?
まあぶっちゃけ、人によるw
その子の性格や、英語力や、住んでいる地域にもよると思う。
自分に合う方・参加しやすい方にいかれてみては?
両方いってもいいと思う。てか両方体験しないと、どっちが自分に合ってるかはわからないかも。
上記のメリットとデメリットを、参考にしてみてください。
私みたいに明らかに相性が悪いタイプ&もう試験には呼ばれなくなっちゃったタイプは、もう海外試験に行くことを余儀なくされるよねw
イニシャルを経験してみての個人的なアドバイス&まとめ
- 面接官は、日本人として普通の子が好き。普通の日本人として振る舞う(謙虚に、礼儀正しく、控えめに)
- 変な子や海外ぽすぎる帰国子女は嫌い
- 悪目立ちしてもダメ
- 英語力は、最低限質問に答えられる範囲でOK。そこまでなくても、この段階では受かることは可能
- 難しい質問はない。極めてオーソドックス。志望動機、自己紹介とかの海外経験、現職などを「確認」する感じ。
- スーツも黒白がおすすめ(悪目立ちしないように)
- どうしても受からない&相性が合わないと感じたら、海外ODへGO!
次あるのが何年先か知りませんが(苦笑)、参考になれば幸いです。
頑張ってください。