ちょっと前(コロナ前)だが、日系の航空会社(大手2社、そのフルサービスの子会社等)に乗る機会があった。そこで、日系のCAさんを見てちょっと思ったことを書き記す。
お前コミュ障で色々やらかしてきたくせに、CA受験も落ちまくってたくせに、何様やん?
って感じと、思う人もいると思う。笑
なので、はじめに謝っておきます。こんなクソ雑魚が、こんな記事書いて失礼いたします。
m(*- -*)m
でもあえて、ちょっと棚にあげて、忌憚のない自分の意見を言わせていただく。
反論・炎上覚悟でこの記事書きます。
結論を言うと、日本人向けのサービスのスタンダードは総合して高い。が、対外国人客に対する英語力とサービスの柔軟性・多様性に課題あり。
逆にこの2点を改善できれば、世界一全然狙えると思う!!全然射程圏内。
逆に言えば、あくまで個人的な想像でしかないが、この2点がAirlines of the yearとBest cabin crewをとる妨げになっているような気もする。
以下説明していきます。
サービス全般についての感想
まず、個人的には、日本のエアラインのサービススタンダードは確実に世界トップの一つだと思う。
の一つ、と言うのは、出張族ではないので(笑)
まだ世界の有力エアライン全部は乗れていないから。むしろ、自社便とかZEDの提携がある会社しか、乗らなくなるよねこの業界にいると笑
それはともかく、便によってあまり当たり外れがないと言うか、サービススタンダードが維持されている。
(一回だけ、この便のクルー全体的に日系にしては、サービス雑やし笑顔少ないなと思ったことはあるが。。。多分複数レグで疲れていた&パーサーがクソビッチでみんな楽しく働けてなかったのだろうと勝手に推測w)
そして、そのスタンダードをほぼ全て(大半?)の便で維持しているのは素晴らしい。
私が日系のサービスで、「すごいな、良いな、尊敬するな」と思うのは、
- CAさんが常に笑顔。キャビンの中で常に口角が上がっている。
- ちゃんと一人一人にサービスする時、会話するときにアイコンタクト
- 敬語が美しい
- ボディーランゲージや、体の向き、距離なども最適な位置
- すごく丁寧で丁寧で細かい、Attention in detail
- 雰囲気や所作が上品。
(ナンパ師のブログでやりやすい職業トップとかに入っているのが信じられないくらい上品)。 - こっちが欲しいものを、察知してオファーしてくれる。超空気読めるw
- PAも美しい。聞き取りやすい。ジュニアちゃんがやってても美しいw
そも面で言えば、SQの日本人CAも上記のような日系のサービスをしてるのよね。ローカルクルーの不出来を、カバーしているw
まあ結論を言うと、対日本人はほぼ完璧だと思う!!!!(当たり前かw)
でも、ちょっと思ったのが、対外国人に対する接客。
課題1:英語力
何回か乗ったときに、私の席の近くに外国人の方が座っていたことがあった。
そして、なぜか私も帰国子女っぽい顔をしている(?)のか、会社を問わず日本人CAにも割と英語で話しかけられる笑
日本語だと、何を聞いてもめちゃ笑顔で流暢に、「ドリンクはこれこれこれがあって、お食事はこれがあって、他にもこんなサービスがあって、機内のシステムの使い方はこうこうして」
みたいな感じで、超素敵なんすよw
しかも、会話の中で私の好みを見抜いて別にオファーしてくれるし、寒そうにしてたら何も言わなくても、毛布持ってきてくれるしww最高かよwww
りんごたんは思った。。。
こんな嫁が欲しい o(`・ω´・+o) ドヤァ…!
使っている日本語やトーンも素敵!!いやこれ見たら、日本人の女の子はCAに憧れるのわかる。。。(実際は結構なブルーワーカーだけどw)
まあそれはともかく。
しかしながら、私が外国人だと思って接してきたCAさんたちは、平均して、英語力の壁がやはりあるらしく、割と単語かかなりのショートセンテンスで会話してくるw
あとめちゃ日本語英語w
多分、本当は日本語みたいに色々言いたいことや、言えることはあると思うんだけど、日本語で言うような流暢なサービスをしたいのだけれども、
多分言えない。言える英語力が、ない。
おそらく、この程度の英語力だと、お客様の欲しいものは何とかわかってそれは提供できても、Interaction(まあいわゆる交流?雑談?会話)はかなり難しいと思われる。
せっかく、素晴らしいサービススキルを持っている方が集まっているのに、言語の壁でそれが下がってしまうなんて、非常に勿体無いと思うのは、私だけでしょうか?
同僚も大半が日本人だし、働いている外国人みんなN1とか持ってて日本語流暢に喋れるし、お客様も日本人が多い(のかな?)だろうし、日本で生まれ育った環境なら、英語喋れるようになるのは難しいのは、分かる。よく分かる。。。。
私も日本いたとき読み書きはできるけど、全然喋れなかった。
でも、最低限意思疎通できる、会話できる、あと特に外人ならジョークを言える・分かる程度の英語力があることは、
国際的なエアラインで、国際的なサービスを提供して、Customer Satisfactionをあげる上ではある程度必要ではないかと。
5つ星認定でも十分にすごいとは思うのだけれど。もし世界一を本気で目指したければ、CAさんの英語教育は力を入れたほうがいい。
と個人的に思う。
課題2:対外国人向けへのサービス
これは私の知り合いの外国人クルー(特に欧米人)がよく言っていること&実際に私も機内のCAさんの対外国人向けのサービスを見て、思ったことなのだが。
日系航空会社のCAは、ちょっと
- みんな同じサービスしてて、個性がない
- ロボットみたいに規則的に働いている
- みんな同じ顔と笑顔で能面みたい
- サービスはいいのだが、ちょっと丁寧すぎて逆にこっちがひく、居心地が悪い。Too muchだ
- ちょっと距離を感じる
とのこと。
言っていることは、まあ分かる。私も外国人なら同様のことを思うだろうけど、とも。
私も、てか私じゃなくても外国で暮らしたことある人は分かると思うのだが、「日本人に求められるサービスと、外国人(欧米人)に求められる、受けるサービスは、違うよね」と。
そもそも論として、人との距離やコミュニケーションも違う。
どう違うかは、本記事では詳しくは考察しないが、以下の記事でまとめてあるのできになる方はどうぞ。
結論を言うと、日系のCAさんは多分日本人向けのサービスをそのまま欧米人にもしちゃっていることが多いのかな。と。
国籍によってのサービスの多様化ができていない&柔軟性があまりないのかなと。
もちろん、単一民族である日本で生まれ育ったので、しかもお客様が日本人が多いので、そうなってしまうことは理解できる。
そして、会社にもこうしなさいとのスタンダードの縛りが、外資よりもはるかのあるのは容易に想像できる。多分外資だと全然オッケーなことが、日系ではダメなんだろう。
でもその中でも、詳しい日系のルールやプロトコルは存じ上げないんですが、ちょっと変えられるところは、あるかもと思った。(あくまで側から見てて)
外人は、日本人比で、もっとフレンドリーで、大げさな笑顔で、ジェスチャー含めて、アイコンタクトして、距離がないサービス、ちょっと個性を取り入れたユーモアやジョークのあるサービスの方が好まれる。
日本式の殻を打ち破って、こう言うサービスをちょっと取り入れるだけ取り入れた方が外人の評価や満足度は、上がると思う。
例えば、ちょっと砕けた態度を取ってみるとか(会社的にダメだったら、もちろん上司のいないところでw)
ちょっとジョーク言ってみるとかw
ねw
もし会社がそれをさせてくれないなら、会社が多少の方針を変えてでもさせてあげるべきだと思う。日本の会社が頭固いのは想像できるがw
変化、新しいことをやるのに多少の犠牲はつきもの。変化なくして進化はない。サービスのグローバル化は、今後コロナ後に生き残っていくためには、大事なのでは?
まあスカイトラックスの評価だけが全てではないけどな。。。
おまけ:なぜ私が日系CAを応援するのか?笑
このブログちらっとでも読んでもらってたら、あるいはちらっとでもツイッターを読んでいただいていたら、ご存知だと思いますが。
私、結構アンチSQなんすよw
世間的にはあんなに上品で、評価が高い航空会社ではあるが、個人的にはそれに全く値しないと思っている。まじで。
あんな性格のシンガポール人に、世界一に値するサービスが、できるわけがない!!!!!!実際、できていない!!!!!(SQの日本人CAは除く)
なのにあんなバカ高い運賃を要求して、プライドもエベレスト級に高い!!!!
笑止!!!!!!!!
(詳しくは以下記事参照。)
だから、日系のCAさんには、まじで私の代わりに、妥当SQで頑張っていただきたい!!笑
Best Cabin Crew賞とAirlines of The Yearを奪還していただだきたい!!!!全然可能性はあると思う!
むしろ上記の2点を改善できたら、向かうところ敵なし!!
妥当SQなのは、りんごちゃんの希望で、彼らにはなんの関係もないからねw
おまけ2:どうして自分が自社で頑張らないのか?笑
私は私でコミュ障なりに、いい接客ができるように頑張る!
ナンパ師のブログとか読んで、ヤリチンくんの先生に支持して、コミュニケーション能力向上頑張る!!笑
でも、会社としてのうちの会社は、、、う〜ん正直言って、まだ時間がかかるかな。多国籍なのもあると思うけど。
外資のスタンダードとしては、悪くはないと思う。でも、別に感動するほどよくはない。という印象。
なんて言ったらいいかわかんないんだけど、結構みんな日系のCAさんとは違う意味で、ロボットみたいに働いている。。。
なんと言うか、客として乗った時、楽しんで働いている感が、他の外資系CAと比べてあまり感じなかった。
あとサービスの量がフライト時間比で、他社比で多くて、結構クルーも忙しい。
ちょ、あんまりディスることを書くと、わたいの首が飛ぶので(汗)詳しくは現時点では書けないが、辞めた時に絶対書く。か、鍵付き記事で公開するw
客として乗ったのは、入社する時の一回だけだけど。これも今度、記事にします。
そもそもSQがBest Cabin Crewが取れることの一因としては、アジア人だけだし、シンガポール人のスタンダードに周りの国籍が合わせる感じだから、多国籍のクルーと働くよりも統率がしやすいから、と思っている。
まとめ
なんだかんだ言って、スカイトラックスはイギリスの会社なので。
(もちろんイギリスの市民権があれば外国人でもなれるし、イギリス自体移民を受け入れている国ではあるので、文化や国籍の多様性はあると思うが)
やはり一位を狙いたければ、世界的に評価を上げたければ、欧米人受けするサービスの導入とある程度の英語力は必須かなと。
むしろ逆に、現状でトップ10位以内くらいにつけているのもすごいと思うけど。
ぜひ、世界的な評価を上げて、SQを潰し上げてください!!笑
私は全力で、日系を応援してます!!敵の敵は味方?って言うじゃない?(ちょっと違うかw)
以上。読んでいただいてありがとうございました。