【CAネタ】CAの初期訓練ってどんな感じ?スケジュール、テスト、卒業式など解説します!

今日はCAの初期訓練(Initial training) について書いて行きたいと思います。

ちなみに会社によってもちろん、スケジュールやお給料、科目、各科目の長さは違うと思いますので、気になる会社の訓練は自分で調べてください。あくまで参考までに。

また日系は存じ上げません。

本記事では特定のエアラインの経験をもとに書いているわけではなく、一般的な外資の訓練、主にネットで調べられる情報(SQ,EKなど)をもとに書いています。

外資はプロトコルの詳細こそ違えど、特に履修教科に大差はないと思います。

1. 期間ってどのくらい?

CAは飛行機という密閉された閉鎖空間の中で保安とサービスを担当する、ある意味非常に特殊な職業なので、入社後乗務まで初期訓練があります。

期間は平均してだいたい2ヶ月くらいがスタンダードみたいです。LCCなどの短いところで1ヶ月から5週間程度最低でも有ることが多いようです。

例:EK・QR:7.5週間程度、SQ: 3ヶ月半、ジェットスタージャパン:3週間程度

ちなみにLCCだとサービスの訓練がさっぱりカット、あるいはかなり短縮されているところも多いようです。

が、基本どの会社もみなさんぶっちゃけ訓練は結構辛かった、深夜まで毎日勉強した、辛くて泣いた、と言っていらっしゃる方が多いです。笑 

2ヶ月とかでCAとして必要な物を全て覚えなきゃいけないので、結構詰め込み教育で、膨大な量を覚えさせられます。というより、覚えないと飛べませんので!笑

なんでこんなに詰め込むかというと、会社側は訓練生に訓練を一刻も先に終わらせて飛ばせたいのです!

理由は、訓練中も勉強しているだけなのに、基本給は払わないといけないから。いわゆる会社としては、訓練生に与える訓練期間というのは、いわゆる投資期間でリターンが全くありません!

会社は利益を求める団体です。投資期間が短くてリターンが早い方がいいに決まっています。と入っても訓練をずさんにすると、クルーの質が低下して後々様々な問題となるのでなので、2ヶ月(会社に準じる)という期間が最短なのです。

最短で、業務に関する最大を覚えろって感じです。

2. 訓練内容は?何を学習するの?

一般的に以下の科目を学習します。

  • SEP(Safety and Emergency Procedure)
  • SOP (Standard Operation Procedure)
  • グルーミング
  • ユニフォーム
  • Induction
  • First Aid
  • Aviation Security
  • サービス

長くなりそうなので、この詳細はまた別記事で書きます。詳しくは以下記事参照。

【CAのお仕事編】訓練内容・履修科目って何を勉強するの?

3. 訓練中のクラスってどうなるの?バッチって何?

バッチ(batch)と言って、15人から20人くらいの少人数編成のクラスに所属させられます。

同じクラスの人は、バッチメイト(batchmate)と呼びます。このバッチとは、良くも悪くも基本訓練終了までずーーーーーーーーっと一緒です。

小中高の同じクラスお思い浮かべてください。あれと一緒です。

仲のいいのいい子ができたり、バッチメイトと性格が合えば楽しいですが、あんまりバッチメイトとかと気が合わないと、訓練ちょっと憂鬱です。。。

でもこれは、ぶっちゃけ運です、運でしかないです。あるいはどこまで自分がバッチの子に合わせられるか。このスキルはいつも違う人と仕事をするCAという職業の中で、意外と大事だったりします。。。。

会社的には、バッチが完全に一つの国籍に固まらないように配慮してはいるところはあると思いますが、まあ基本ランダムというか早く人事のProcessをクリアした人から入れていくと思うので、国籍がかぶる時はかぶります。

そして、やはりその国籍の第一言語で休み時間とか授業中(本当は授業中は英語じゃないといけないのですが)も話すので、自分がその言語をわからないとアウェイ感半端ないです笑 

外資の場合、同じバッチに日本人がいれば、日本語で放課後とか教え合うこともできますが、日本人がいるとは限りませんのでね。。。。

例えば、知り合いがカタール航空に入社した時、インドの大手のジェットエアウェイズという会社が倒産した頃で、インド人クルーがかなり流れて来たみたいで、経験者バッチの半分以上(カタールは経験者と経験者でバッチを分けています)がインド人だったそうです笑 ずっとヒンディーが主要言語だったと言っていました。

SQとかシンガポールの会社も、バッチに中国語話者(シンガポール系中国人、マレーシア系中国人、中国人、台湾人)とかが多いと、みんな結構中国語で話しちゃうので、中国語わからない日本人の身としては結構うざかった、という話も聞きます。

個人的な意見を言うと、まあ日本人とか気のあう人がいればラッキー、いなければいないで訓練中はちょっと寂しいけど、訓練終わったらもうほとんど会わないから、訓練だけ頑張ろう!早く訓練終わらせよう!と言う感じで構えた方がいいと思います。

遊びに来ているわけではないのでね、しょうがないです。

色々書きましたが、なんだかんだ言って会社に入社してからはじめて会う自分と同じくらいの年で、しかも訓練という苦楽を共にするので、バッチメイトとして卒業後も仲のいいケースの方が多いですね。

確率は低いですが、同じバッチの子と同じフライトになると、「バッチフライト」とかよんで楽しそうにされている方が多いです。

4. 一日のスケジュールは?

一言で言うと、学校に戻ったみたいな感じです。笑

基本的に一日中あり、朝8時とか9時とかに出社(出校)して、午後5時とか6時とかに終わるみたいです。その後自由有時間という名の勉強タイム、復習、予習、宿題などをします。

もちろん、お昼ご飯を食べるお昼休みもあり、授業の間にトイレ休憩等もあります。

ちなみに、中東系はムスリムの国なので、朝めっちゃ早いです。7時とかそのくらいに授業が開始になるので、朝ごはんや身だしなみの時間や、訓練所に送ってくれるバスのピックアップ時間や移動時間を含め、5時くらいに起きないといけません。笑

ただし終わるのも早くて、その後、3時くらいには放課後になるので、早くて4時くらいには家に帰れます。

もちろん、その後は遊べません!!勉強です!一般的に訓練はかなりきつく、覚える量も膨大なので、勉強しないとトレーニング受からないです!!土日ももちろん勉強です笑

土日というか、ムスリムの国なんで祝日が金土なのですが。笑

ちなみにとある中東系会社に関しては、金曜しか休みがなく、週6で訓練です。流石に訓練中はかなり疲れるそうですね。

5. テスト、評価方法ってどんな感じ?

会社によりますが、記述、あるいは選択問題(multiple choice)、あるいは口頭試験でテストがあります。教科にもよりますが。

もちろん選択問題の方が簡単で、口頭、記述の方が難しいです。笑 会社によっては、大切な教科は選択問題と口述試験両方あったり、全ての教科一語一句間違えずに暗記して記述とかのところもあるみたいです。

こんないいっぱいテストしてげろげろーって感じですが、会社によりますがQuestion Backと言って、事前に会社のイントラネットとかで過去問の練習ができたりしますので、安心してください。

6. リカレントって?

リカレントは、反復試験(日本語にすると変な感じ?というかこれであっている?)と言って、いわゆる一年に一回のライセンスの更新です。

CAはこの初期訓練を通して、オペレーションに必要な機材のライセンス(免許)を取るのですが、これは1年に一回更新しなくてはいけません。

理由は、記憶が鈍るから笑。なので一年位一回、初期訓練のライセンスが切れる前に、このリカレント・トレーニング(Reccurent training)をします。

初期訓練で習ったことを、もう一回2日から5日かけて(会社による)復習し直し、テストを受けます。始め2ヶ月で習ったことをまた3日とかで習い直すってやばくない?と思うかもしれませんが、

その頃には1年飛んでてある一定の知識は頭に定着しているので、まあなんとかなります。なんとかしなくてはなりません。

ただやはり、記憶力が超抜群の天才でない限り、事前に最低でも自分でマニュアルを見たりネットで過去問の模擬試験をしたり、数日復習する準備は必要です。

てかこれ落ちたら飛べませんのでね。。。ライセンス剥奪となって。

7. Graduation(卒業)って何のこと?

文字通り、訓練卒業の式です。今まで2ヶ月間ほどプライベートを犠牲にしまくって超頑張って勉強して訓練を無事突破したので、会社側が数時間程度の卒業式を設けてくれます。

ケーキ等を買ってくれる会社も多いようです。普通に司会者的な教官がいて、おめでとうこれから頑張ってねとか、management levelのえらい人がきてメッセージしたり、ロースターチームが来てロースターの説明を受けたりします。

ちなみに、カタールやSQ等は訓練が全て終われば卒業式ですが、EKは訓練を終えて、6ヶ月の試用期間(Probation period)を無事パスして、一人前として認められれば、卒業式だそうです。

8. Conversion Training(コンバージョン)って何のこと?

は、初期訓練でライセンスを取得しなかった機材を新たにオペレートするためにする新しいトレーニングのことです。卒業後早くて数ヶ月くらいの会社が多いです。これも会社によって2日から5日くらいまであります。

基本のことは全て初期訓練で習っているので、新しい機材に習った知識をアプライする、かつ新しい機材で特有のフィーチャーがあればそれを習います。

持っている機材のタイプの種類が少ない会社だと、(エミレーツ等)コンバージョントレーニングはありません。エミレーツはA380とB777の派生系しか現状無いので、全てinitial で学習しており、このようなトレーニングはありません。

ただA350や787を受注しているので、今後トレーニングや機材がどう変わるか楽しみですね。

SQやカタールなど、持っている機材の種類が多い場合、初期訓練で3機種、のちのコンバージョンで1種とか新たに習うようです。

例えば、SQは初期訓練でA380, A350, B777を習った上で、B787をコンバージョンで4種類のライセンスを持つようになるらしいです。 A330もまだあるので、先輩とかで5種類のライセンスを持っている方もいるようです。

ただ330はこれから順次捨てていく予定のため、新人は330は基本ライセンス取らないらしいです。

QRですと、初期はA320ファミリー(A320, 321, 319含む)、B777, B787が初期訓練で、A380かA350がコンバージョンです。

QRではA350とA380の両方のライセンスを同時に持つことは無いらしいです。理由は、多くのライセンスを持ちすぎると混乱するから、だそうです笑。確かに。

9. 初期訓練とかテストとかって落ちたらどうなるの?

会社によって対応が分かれます。が、通常の外資の場合、

クビです。

もう一度言います、クビです。

もちろん、会社によってテスト一回落ちても再チャンスがあるとか、訓練全体通して3回まで落ちても訓練続けられるとか様々なルールや救済措置があります。

が、一回訓練自体にに落ちる・あるいは訓練についていけないと判断されると、この子は資格不適合と判断されて、国に返されます。(外国で訓練している場合)。日系だとどうなるんですかね?

会社としては必要のない人材だから、返されます。

あんだけ頑張って高倍率の試験を突破して、入ったのに訓練終われずに帰るとか悲しいですよね。

そして国に帰ってもまた職を探さないといけません。今までのことが水の泡ですから、訓練は厳しいですが、死ぬ気で突破しましょう。

以上。また追記します。

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